石垣島の森と海をいつも身近に

石垣島は森も海もすぐ身近にある豊かな島です。

豊かさの中で暮らしながら、豊かな島がつづくことを願って作ります。

Happy Fieldがアクセサリーを通してお伝えする島の魅力です。

出店情報

無事に初出店を終えることができました。

出店の様子はこちらから

次の出店はまだ未定です。

作品はInstagramにて随時更新中です。

こちらから@happy_field_y

ワークショップもやってます。

Happy Fieldのこだわり

ポストとキャッチのお話

※自然素材以外の当ブランドで使用している金属製品は、耐久性のあるステンレス製またはチタン製のパーツを選択しています。(イヤリングパーツは除く)

漂着ゴミのお話

美しいビーチですが、必ず漂着ゴミを見かけます。

目につかないマイクロプラスチックという存在も、現状を知ることで意識に至るようになりました。

自然が近い島暮らしだからこそ、自分のいる島や地球を考える生活になりました。

ゴミにならない素材を選ぶ、長く使えるモノを作ることが私の選択です。

自分のできる範囲で、少しずつ自然に良い選択をしたいと思っています。

サバニのお話

サバニとは

沖縄の伝統木造船サバニは、昔は漁業や荷物の運搬、移動手段として当たり前に使われていた舟です。

木造船サバニは複数の木材をはぎ合わせる“本ハギ”という技法で造られています。

この技法では、木材と木材を合わせる際、フンドウと呼ばれる木製のかすがいや竹釘だけを用いて金属は使いません。先人たちから受け継がれた技術の詰まった舟は自然素材だけで造られ、手入れをすると数十年以上もつとされています。いずれ朽ちても自然に還っていきます。

波を切りながら風の力で進む舟に乗ると、海を近くに感じ、風が吹いてくる方を探してしまいます。時の流れを忘れてしまうような船上の時間は、石垣島の今も昔も変わらず流れていたのかなと思うと大切なものです。

時代とともに帆を使って風の力で進むことからエンジンの使用に変わり、舟は木造からプラスチック製に変わっていきました。

木造船サバニに興味を持つ人が増え、乗ってみたいという人が増えたら、昔とは用途や認知の仕方は違えど沖縄の海洋文化は続いていくのかなと思っています。

Happy Fieldも、サバニと出会うきっかけの一つになれたら嬉しいです。

フンドウは、板と板が離れないように繋ぎ止める役割をします。モノとモノを繋ぎ止める”かすがい”であることから、縁起がいいものとされています。

フンドウには「イヌマキ」(方言:キャーギ、チャーギなど)という島の木材を使います。

イヌマキは堅く、耐湿性に優れることから、沖縄では床柱や軒を支える雨端柱、木目が美しいことから高善などに利用されました。

ウシカキとよばれる舟の神棚のような場所には、帆柱を設置するため強度が必要とされ堅い木を使用し、「テリハボク」(方言:ヤラブ)という島の木材も使われます。

テリハボクは昔は八重山にしかなく、”ヤラブ=呼ぶ=福を呼ぶ”という意味で縁起のいい木とされ拝所や墓周りに植えられました。また雨風に対し耐久性があるため、防潮防風林や街路樹としても八重山の各所でみられます。

木目の美しさから高級家具材として利用されました。

お手入れのお話

自然塗料である亜麻仁油を仕上げに塗っています。

自然塗料とは木の呼吸を妨げず、木材本来の色を引き出す塗料です。自然の材料で作られているので、身に着けるのも安心です。

木の表面が乾燥してきたら、お手入れのタイミングです!

手順①木の表面についた汚れを布で落とす。

手順②ご自宅にある食用油等を布にしみこませ、表面になじませる。

  (サラダ油や米油等、無色無臭で自然素材のものがおすすめ)

手順③余分な油を乾いた布でふき取る。

ワークショップ

幸野のお話

サバニの造船所でスタッフとして働き、サバニの模型を作ったことがきっかけで、機能美にあふれた舟や部品、それらが使われ、作り受け継がれてきた海洋文化に魅せられ、アクセサリーという形で身近なものに表現しました。

石垣島に移住した作家の幸野だから伝えたい島の魅力の一つがサバニです。